Retell AI
VS Twilio

Retell vs Twilio:Twilioで音声エージェントを構築するか、Twilio上で運用するか

Twilioは電話ネットワークとビルディングブロックを提供します。Retellはエージェントそのものを提供し、Twilioの電話番号上でも動作します。

ビルディングブロックとエージェントプラットフォームの比較

Twilio logo

Twilioは業界の多くが基盤として利用するテレフォニーレイヤーで、100か国以上の電話番号と400,000を超える顧客アカウントを擁しています。音声AI向けにはビルディングブロックを提供しています。Conversation RelayはWebSocket経由で音声認識、音声合成、通話セッションを処理し、Media Streamsは通話の生音声を自社システムに送信します。

注意点

Twilioはエージェントをホストしません。Conversation Relayを使う場合、LLMは自社で用意する必要があります。さらに、会話ロジックを保持するWebSocketサーバーを運用し、担当者への引き継ぎも自社の通話制御コードで構築しなければなりません。

Retellはエージェントレイヤーです。文字起こし、ターンテイキング、LLM、音声、通話制御を1つのプラットフォームで処理し、Twilioとも連携します。Twilio上で動作するRetellの電話番号を使うことも、既存のTwilio番号をElastic SIP Trunking経由で接続することもできます。

  • ノーコードのConversation Flowビルダー、またはプロンプトベースのエージェント
  • GPT、Claude、Geminiの各モデル、または独自LLMの持ち込み
  • コールドトランスファー、ウォームトランスファー(事前取次)、エージェント型ウォームトランスファー
  • シミュレーションテストと通話後分析を標準搭載
  • 全プランでセルフサービスのBAAによるHIPAA対応

Twilioの番号はそのまま使えます。エージェントを一から構築する必要はありません。

Retell AIが選ばれる理由

それぞれで自社チームが構築する必要があるもの

LLMとエージェントロジックを標準搭載
Conversation RelayはLLMプロバイダーと直接統合されていないため、WebSocketサーバーとモデルのロジックは自社チームがTwilioの外部でホストする必要があります。Retellでは、モデル、プロンプトやフロー、ツール呼び出しをすべてプラットフォーム内で実行できます。GPT、Claude、Geminiから選べるほか、WebSocket経由で独自のLLMも利用できます。
Twilioの番号をそのまま利用
RetellはElastic SIP Trunking経由でTwilioと接続でき、Retell独自の米国番号もTwilio上で1分あたり$0.015で動作します。キャリアとの契約はそのままにエージェントを追加でき、RetellはSIPトランキングやカスタムテレフォニーに料金を請求しません。
通話転送とIVRを標準搭載
Conversation Relayで通話を担当者に引き継ぐには、セッションを終了し、データを自社の通話制御ロジックに戻す必要があります。Retellなら、コールド、ウォーム、エージェント型ウォームトランスファー、IVRメニュー操作用のPress Digitツール、留守番電話検出を、設定するだけで利用できます。
エディションのアップグレード不要でHIPAAに対応
Twilioは、適切に設定した場合のConversation RelayをHIPAA対象としていますが、TwilioとBAAを締結するにはSecurity EditionまたはEnterprise Editionが必要です。Retellは、従量課金プランを含む全プランで、セルフサービスのBAAを追加費用なしで提供しています。
概要

機能・料金・コンプライアンスの比較

LLMのホスティングからHIPAA対応まで、Twilioの音声AIビルディングブロックで自社構築が必要なものと、Retellで最初から用意されているものを比較します。

Features
Retell AI
4.9
Twilio
2.4
基本アプローチ
マネージド型音声エージェントプラットフォーム
コミュニケーションAPIと音声AIビルディングブロック
LLMとエージェントロジック
標準搭載、Retellがホスト
LLMアプリとWebSocketサーバーは自社でホスト
ノーコードビルダー
AIエージェント向けConversation Flowキャンバス
Studioウィジェット(自社サーバーとLLMが別途必要)
音声認識と音声
標準搭載、55言語対応
Conversation Relay経由でGoogle、Deepgram、Amazon、ElevenLabs
通話転送
コールド・ウォーム・エージェント型ウォームをエージェント内で設定
自社の通話制御コードで構築
IVRとDTMFのサポート
Press Digitツールとキーパッド入力
双方向のDTMF
留守番電話検出
対応
留守番電話検出
ブランド発信者番号表示
米国番号でブランド表示通話と認証済み番号
Branded Calling(US Enhancedで一般提供)
通話後分析
通話後のデータ抽出と分析ダッシュボード
Conversation Intelligence(別料金)
電話番号の対応地域
米国・カナダの番号、または自社キャリアの持ち込み
100か国以上の番号
Pricing
Retell AI
4.9
Twilio
2.4
音声エージェントレイヤー
$0.07/分から(LLM・通話料別)
Conversation Relay $0.07/分、別途通話料とLLM費用
LLM
モデルにより$0.0016〜$0.32/分
自社のLLMプロバイダーに支払い
米国の通話料
RetellのTwilio番号で$0.015/分
発信$0.0140/分、着信$0.0085/分(市内番号)
電話番号
月額$2、フリーダイヤルは月額$5
月額$1.15、フリーダイヤルは月額$2.15
SIPトランキング
Retellからの請求なし
Elastic SIP Trunking:米国向け終端$0.0100/分から
無料で開始
$10分の無料クレジット
従量課金
Enterprise-Grade
Retell AI
4.9
Twilio
2.4
HIPAA BAA
全プラン、セルフサービス、無料
Security EditionまたはEnterprise Editionが必要
SOC 2
Type IおよびType II
Type IおよびType II
GDPR
準拠、セルフサービスのDPA
準拠、拘束的企業準則(BCR)
デモではなく、コンタクトセンターのために

Retell は、エンタープライズのコンタクトセンターを支える AI 音声プラットフォームです

Retell では、実際の通話量に対応する AI 電話エージェントを構築、テスト、デプロイできます。チームは人が必要な会話に時間を使えるようになります。
SOC 2 Type II および HIPAA に準拠。1 日 1.000+ 件の通話を扱うチームに選ばれています。

Twilioと連携できる設計

キャリアを変えずにエージェントを追加

Twilioの番号を持ち込み
RetellはElastic SIP Trunking経由でTwilio番号をインポートできます。すでにTwilioを利用しているチームは、番号移行やキャリア変更なしで音声エージェントを追加できます。
リリース前のシミュレーションテスト
RetellはAIによる模擬発信者をエージェントに対して実行し、各テストを成功基準に照らして評価します。本番の通話を回帰テストとして活用することもできます。
秒単位の一括請求
Retellは、音声インフラ、音声、LLM、通話料を含め、各通話を秒単位で請求します。Twilioでは、Conversation Relay、通話料、LLMプロバイダーの費用がそれぞれ別の請求項目になります。
一括発信キャンペーン
ダッシュボードから一括発信(バッチコール)の作成、スケジュール設定、モニタリングが可能です。留守番電話検出により、通話を切るか、メッセージを残すか、メニューを操作するかを自動で判断します。

各ツールの使い分け

Twilio logo

Twilioが適しているケース:

  • 音声エージェントを自社で構築し、すべてのレイヤーを管理したい
  • LLMアプリケーションを運用するエンジニアがすでにいる
  • 100か国以上の電話番号が必要
  • Twilio Flexでコンタクトセンターを運用している

Twilioは、自社プロダクトにコミュニケーション機能を組み込むチームにとって最適な基盤です。

Retellが適しているケース:

  • LLMアプリを自社でホストせずに、本番環境の音声エージェントを運用したい
  • Twilioをキャリアとして使い続けながら、エージェントを追加したい
  • 通話転送、IVRナビゲーション、留守番電話検出をすぐに設定して使いたい
  • 有料エディションにアップグレードせずにHIPAA対応が必要

維持管理が必要なエージェントスタックではなく、質の高い通話対応そのものが目的なら、Retellが最適です。

FAQ

よくある ご質問

RetellはTwilioと連携できますか?

はい。既存のTwilio番号はElastic SIP Trunking経由でRetellに接続できます。また、Retell独自の米国番号もTwilio上で動作しています。RetellはSIPトランキングやカスタムテレフォニーに料金を請求しません。

TwilioにはAI音声エージェントがありますか?

Twilioは音声エージェントを構築するためのビルディングブロックを提供しています。Conversation Relayが音声認識、音声合成、通話セッションを処理し、LLMの用意とエージェントロジックを実行するWebSocketサーバーのホスティングは自社チームが担います。

料金はどう違いますか?

Conversation Relayは1分あたり$0.07で、Twilioの通話料とLLMプロバイダーの費用は別途請求されます。Retellは従量課金で、LLMと通話料を除き1分あたり$0.07からご利用いただけます。LLMは1分あたり$0.0016〜$0.32、RetellのTwilio番号による米国の通話は1分あたり$0.015です。

Twilio Conversation RelayはHIPAAに準拠していますか?

Twilioは、適切に設定した場合のConversation RelayをHIPAA対象サービスとしていますが、TwilioとBAAを締結するにはSecurity EditionまたはEnterprise Editionが必要です。Retellは全プランでセルフサービスのBAAを追加費用なしで提供しています。

Twilioで構築すべきですか、それともRetellを使うべきですか?

LLMアプリケーションと通話ロジックを自社のエンジニアで管理したい場合は、Twilioで構築するのが適しています。Twilioをキャリアとして使い続けながら、エージェント、通話転送、テスト、分析をすぐに設定して使いたい場合は、Retellをお選びください。

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