おすすめのAI候補者スクリーニングソフトウェア(2026年)



2026年におすすめの候補者スクリーニングソフトウェアには、Retell AI、HireVue、Workday Paradox、Humanly、Ribbon、Alex、Sapia.aiがあります。最適なツールは、候補者がどの方法での連絡を望むかによって異なります。時給制の職種にはチャットやSMS、大企業には構造化面接、フォームを最後まで入力しない候補者には電話が適しています。
このリストはRetell AIが公開しており、Retell AI自身も比較対象の1つです。Retellは自社で設定して使う音声エージェントプラットフォームであり、既製の採用スイートではありません。以下のレビューでは、パッケージ型ツールの方が適しているケースも明記しています。
7製品の選定方法。いずれも求職者のAIスクリーニングを販売しており、自社サイトでそのことを明示しています。競合に関する情報はすべて、2026年10月22日に閲覧した各ベンダー自身のページに基づいており、各セクションに出典へのリンクを掲載しています。料金を公開していないベンダーについては、表に「非公開」と記載しています。本ページはRetellのページであるためRetellを最初に掲載し、残りの6製品はチャネル別にまとめています。掲載順はランキングではなく、数値によるスコアもありません。
要点まとめ
- 自社で管理できる電話スクリーニング:Retellは、職種ごとに作成した質問に基づいてインバウンド・アウトバウンドのスクリーニング通話を実施し、面接を予約し、webhook、API、n8n、Makeを通じて結果を自社システムに送信します。
- エンタープライズ向けの構造化面接:HireVueのAI Interviewerは、産業・組織心理学に基づいて構築された評価基準(ルーブリック)で回答をスコアリングします。
- 時給制・現場職の大量採用:Workday ParadoxとSapia.aiはテキストでスクリーニングを行い、Humanlyはチャット、SMS、音声、ビデオに対応しています。
- パッケージ型AI面接官:Ribbon(どの電話からでも利用可能、料金公開)とAlex(電話、ビデオ、SMS、WhatsApp)。
- 購入前に:対象地域におけるバイアス監査と同意に関するルール、そして候補者が担当者につながる方法を確認しましょう。
AI候補者スクリーニングソフトウェアでは何ができるのか?
AI候補者スクリーニングソフトウェアは、応募者に一連の選考質問を行い、回答を記録・スコアリングし、採用担当者が最初の電話をかけることなく、要件を満たす候補者を次のステップへ進めます。質問は通常、足切り質問(就労資格、シフトの対応可否、資格・免許)から始まり、その後に職務に関する質問がいくつか続きます。
形式によって、最後まで完了する候補者が変わります。多くの時給制職種の採用プログラムでは、応募者がスマートフォンから応募するため、テキストでスクリーニングを行っています。話す力が重要な職種や、フォーム入力で手が止まってしまう候補者には、短い電話が適しています。ほとんどのツールは結果を応募者追跡システム(ATS)に渡し、すぐに面接枠を提示します。より幅広い手法については、電話による大量採用と採用のための会話型AIをご覧ください。
候補者スクリーニングツール7製品の比較
最大の違いは、各ツールがどのチャネルでスクリーニングを行うか、そして面接官を自社で設定するか、パッケージ型を購入するかです。料金は2026年10月22日時点で各ベンダーのサイトに公開されていたものです。
| ツール | スクリーニングチャネル(ベンダー公表) | 公開料金 | 最適な用途 |
|---|---|---|---|
| Retell AI | 電話(インバウンド・アウトバウンド) | 1分あたり$0.07から(Retellの料金) | 独自のスクリーニング質問を作成したい人材派遣会社、RPO、HRテックチーム |
| HireVue | フォローアップ質問を伴う会話型AI面接 | 非公開 | 規制の厳しい大企業 |
| Workday Paradox | テキストでの会話(SMS・チャット) | 非公開 | Workdayを利用した現場職の採用 |
| Humanly | チャット、SMS、音声、ビデオ | 非公開 | 大量採用を行う現場職チーム |
| Ribbon | AI面接(どの電話からでも受験可能) | 月額$499から、年間契約(面接100件、以降1件あたり$4) | 複数拠点を持つ雇用主、人材派遣会社、RPO |
| Alex | 電話、ビデオ、SMS、WhatsApp | 非公開 | パッケージ型のAIリクルーターを求めるチーム |
| Sapia.ai | 時間制限のないテキストチャット面接 | 非公開 | チャット中心の大量採用 |
各レビューの評価項目
すべてのレビューで同じ4つの観点を取り上げています。優れた候補者を逃さずに採用担当者の時間を削減できるかを左右するポイントで、ツールを比較できます。
- チャネル。候補者の応募方法に合っているか?
- 管理性。採用担当者がベンダーに頼らず、職種やクライアントごとに質問を変更できるか?
- 出力。回答がPDFではなくフィールドとしてATSに届くか?
- 人への引き継ぎとコンプライアンス。候補者が採用担当者につながることができるか、ベンダーはバイアス監査について何を公開しているか?
以下のチャートは、各ベンダーが自社サイトで挙げているチャネルを示しています。

Retell AI
Retell AIは、ベンダーにスクリプト変更を依頼して待つことなく、すべての職種・クライアントに対して独自の質問でAI電話スクリーニングを行いたい人材派遣会社や採用チームに適しています。スクリーニングエージェントを一度作成すれば、あとは求人ごとにコピーして調整できます。フォークリフトの職種なら資格とシフトについて、看護職なら免許と配属病棟について質問します。これは採用のための会話型AIの電話スクリーニング版であり、多数のクライアントがそれぞれ異なる質問を持つ人材派遣会社のワークフローに適しています。
改善のサイクルは採用担当者が主導します。候補者が混乱する質問があれば、チームがエージェントを編集して再公開します。prodタグとstagingタグによるエージェントのバージョン管理により、あるクライアント向けの変更が別のクライアントに影響することを防げます。

Retellでのスクリーニングプログラムの運用方法:
- 電話で応募者にアプローチ。一括発信(バッチコール)でリスト上の新規応募者に電話をかけたり、応募者向けホットラインで着信に応答したりできます。ブランド発信者IDを使えば、ビジネスプロフィールの承認後、米国の番号で電話番号の代わりに社名を表示できます。
- 質問と回答の記録。エージェントが足切り質問と職務に関する質問を行い、通話後分析で各回答を構造化フィールド(ブール値、選択肢、テキスト、数値)として抽出します。
- 次のステップを予約。要件を満たす候補者は、連携したCal.com、Calendly、GoHighLevelのカレンダーから面接を予約できます。設定方法はAI面接スケジューリングをご覧ください。
- 担当者につなぐ。エージェントが答えるべきでない質問を持つ候補者は、採用担当者に転送できます。ウォームトランスファーでは接続前に概要を採用担当者に伝えますが、コールドトランスファーでは伝えません。
- 結果をATSに送信するには、通話webhookとAPI、またはn8nやMakeを使用します。ネイティブのATSコネクタはないため、マッピングは自社で構築・管理する必要があります。不在や未応答の応募者にはコールバックループで対応できます。
料金:料金ページによると、1分あたり$0.07からです。
注意点:Retellは自社で設定するプラットフォームであり、採用スイートではありません。スコアリングルール、ATSマッピング、候補者への通知は自社で設定する必要があり、何を合格とするかも自社で決めます。人材派遣向けの構築については、人材派遣会社向けのリード選別をご覧ください。
HireVue
HireVueは、実績ある採用テクノロジーベンダーのAIスクリーニングを求める、規制の厳しい大企業に適しています。同社は世界で1,150社以上の顧客を抱えていると公表しています。
主な機能:
- AI Interviewer:2026年6月18日に発表。製品ページによると、深掘りのフォローアップ質問を伴う双方向の会話型面接を24時間365日実施します。
- 要件・スキルのスコアリング:要件に関する質問は「Meets or Does Not Meet(満たす/満たさない)」で判定され、スキルに関する質問はカスタムの1〜5段階ルーブリックでスコアリングされます。
- 検証済みのスコアリング:回答は、HireVueがIO(産業・組織心理学)検証済みと説明するルーブリックに基づいてスコアリングされます。このルーブリックは、20年以上にわたる採用科学と検証研究に基づいて構築されています。
- 買収による構築:2026年3月、HireVueはHireguideの技術とチームを買収しました。Hireguideが最初に計画していた製品は音声ベースのAI Interviewerでした。
料金:非公開。
注意点:HireVueは独自の検証済みルーブリックでスコアリングするため、契約前に、職種やクライアントごとに質問セットとスコアリングをどの程度変更できるかを確認しましょう。
Workday Paradox
Paradoxは現場職と大量採用に特化しており、現在はWorkdayを通じて販売されています。アシスタントのOliviaが応募者対応をテキストで行うため、候補者はスマートフォンから応募とスクリーニングを完了できます。
主な機能:
- 会話型スクリーニング:Paradoxは、OliviaをSMSとチャットで候補者と対話する採用向けAIアシスタントと説明しています。
- スケジューリング:サイトによると候補者は即座に日程を予約でき、面接は自動で設定されます。
- 会話型ATS:Workdayの発表によると、候補者は短いテキストベースの会話を通じて求人検索、応募、面接、オンボーディングを行うことができ、小売業の顧客として7-Eleven、Ace Hardware、Valvolineの名前が挙げられています。
- 連携:ParadoxはWorkday版とSAP SuccessFactors版を掲載しています。
料金:非公開。現在はWorkdayを通じて販売されています。
注意点:スクリーニングはテキスト中心のため、候補者の話し方を聞くことはできません。Paradoxはエンタープライズ製品として販売されているため、多数の小規模クライアントを持つ人材派遣会社の場合は、導入方法と契約条件を確認しましょう。
Humanly
Humanlyは、候補者へのエンゲージメント、スクリーニング、面接、日程調整を1つの製品で行いたい、大量採用を行う現場職チームに適しています。同社サイトによると、チャット、音声、ビデオで応答し、SMS、メール、チャットにも対応しています。
主な機能:
- AI RecruiterとAI Interviewer:Humanlyは、候補者へのエンゲージメント、スクリーニング、日程調整を24時間365日行い、すべての候補者に一貫した構造化面接を大規模に実施できるとしています。
- 買収:2026年、Humanlyは採用後の現場従業員とつながり、サポートするためのプラットフォームであるAnthillを買収しました。
- スクリーニング以外の機能:サイトにはATS、AI Notetaker、Talent CRMが掲載されています。
- ATS連携:Workday、SAP SuccessFactors、Dayforce、Employ、UKG、Oracle Taleo、iCIMS、Greenhouse、Avature。
- 公表されている成果:HumanlyのMutual of Omahaの導入事例では、自動化後、スクリーニングまでの時間が最長5日から平均5.39時間に短縮されました。
料金:非公開。
注意点:単一の電話スクリーニングツールではなく幅広い採用プラットフォームであるため、本格的な導入を計画し、自社のプランにどのチャネルと言語が含まれるかを確認しましょう。
Ribbon
Ribbonは料金が公開されているパッケージ型のAI面接官です。サイトでは対象顧客として人材派遣会社やRPOが挙げられており、面接はどの電話からでも10以上の言語で実施できるとしています。
主な機能:
- 面接:候補者はどの電話からでも面接を受けることができ、Ribbonは機能として面接の公正性確保と不正検出を挙げています。
- アウトリーチ:メール、SMS、WhatsAppによるマルチチャネルでの候補者アプローチ。
- エージェンシー向け機能:全プランでホワイトラベルのブランディングに対応し、SSO(SAML)とサブチームも利用できます。
- 連携:Scaleプラン以上ではフィールドマッピング付きのATS連携、全プランでAPIを利用でき、開発者向けリソースとしてMCPサーバーも掲載されています。
- 透明性:Ribbonはバイアス監査レポートと規制に関するページへのリンクを掲載しており、クライアントからスコアリングの検証方法を問われた際に役立ちます。
料金:料金ページによると、年間契約で請求されます。Growthは月額$499で、2シート、アクティブな職種2件、面接100件(追加面接1件あたり$4.00)。Businessは$999で職種5件、面接400件(追加$3.00)。Scaleは$1,999で職種10件、面接1,000件(追加$2.50)。年間契約で20%お得になり、3つのセルフサービスプランでは7日間の無料トライアルを利用できます。
注意点:募集中の求人が多いエージェンシーでは、面接件数より先にアクティブな職種数の上限(2件、5件、10件)に達する可能性があります。最も忙しい月の募集職種数を基準にプランを選びましょう。
Alex
Alex(Apriora Inc.)は、一次面接を実施するAIリクルーターです。Peak XV Partnersが主導した1,700万ドルのシリーズAを含め、2,000万ドルを調達しており、投資家にはY Combinatorも名を連ねています。
主な機能:
- チャネル:ビデオ、電話、SMS、WhatsApp。
- 公正性チェック:リアルタイムの面接モニタリング(同社はProctorと呼んでいます)と、政府発行の身分証明書をライブ自撮りと照合する本人確認。
- 採用担当者の管理業務:サイトによると、履歴書スクリーニングをはじめ20以上の自律型ワークフローを備え、公式にサポートされたATS連携は33種類です。
料金:非公開。
注意点:Alexは独自のワークフローを持つパッケージ型リクルーターです。質問フローをどの程度変更できるか、また導入を正当化するには電話スクリーニング以上の機能が必要かどうかを確認しましょう。
Sapia.ai
Sapia.aiは、大量採用向けにテキストによる構造化面接を実施します。チャット面接のページでは、時間制限のないテキストチャットで5つの構造化質問を行い、ビデオも音声も顔出しも不要と説明しています。
主な機能:
- 構造化チャット:回答は、Interview Studioでその職種向けに構築されたコンピテンシーモデルに基づいて評価されます。
- 候補者体験:すべての候補者が個別のフィードバックを受け取れます。Sapiaのブログでは、チャットとビデオを組み合わせた面接フローの平均完了率が75.4%と報告されていますが、これはベンダーの数値であり、サンプルや定義は公開されていません。
- ATS:面接リンクはATSからトリガーでき、ページではATSと連携できるとしています。
料金:非公開。
注意点:チャット面接はテキストのみのため、候補者の話し方を聞くことはできず、リアルタイムの電話での会話もありません。Sapiaのブログではチャットとビデオを組み合わせたフローが紹介されているため、ビデオのステップがどのように機能するかをベンダーに確認しましょう。
AI候補者スクリーニングに適用されるコンプライアンスルールとは?
AIスクリーニングは複数の地域で規制されており、適用されるルールは自社の所在地ではなく、候補者の所在地によって決まります。導入前に詳細を弁護士に確認してください。このセクションは確認事項の出発点であり、法的助言ではありません。
- ニューヨーク市:Local Law 144では、市内の候補者に自動雇用決定ツールを使用する前に、バイアス監査と候補者への通知が義務付けられています。
- 欧州連合(EU):EU AI法では、求職者のスクリーニングや評価に使用するAIを高リスクとして扱い、提供者と雇用主に義務を課しています。適用日は見直しが行われているため、最新の情報を確認してください。
- 米国でのアウトバウンド通話:候補者の携帯電話への自動通話やAI音声による通話には、一般的にTCPAに基づく事前の同意が必要です。応募フォームで同意を取得しましょう。
- 録音:一部の州では、通話の録音にすべての当事者の同意が必要です。通話の冒頭で候補者に伝えましょう。
どのツールを使う場合でも、判断のプロセスに人間を関与させ、各質問が何を測定するかを文書化し、候補者が担当者につながる手段を用意しましょう。
候補者スクリーニングソフトウェアの選び方
ソフトウェアより先に、候補者と採用担当者を起点に考えましょう。
- 応募者に合わせてチャネルを選ぶ。モバイル中心の時給制応募者にはテキスト、話す力が重要な職種には電話、雇用主が文書化されたプロセスを必要とする場合は構造化面接が適しています。
- 質問の管理者を決める。多数のクライアントを持つ人材派遣会社は、職種ごとの質問を当日中に変更できる必要があります。
- ファイルではなくフィールドで受け取る。回答は、採用担当者がフィルタリングできるデータとしてATSに取り込まれるべきです。
- 実際の応募者で試験運用する。1つの求人で運用し、完了率と面接出席率を現在のプロセスと比較しましょう。
よくある質問
候補者スクリーニングソフトウェアとは?
候補者スクリーニングソフトウェアは、応募者に選考質問を行い、回答を記録・スコアリングし、採用担当者が最初の電話をかけることなく、要件を満たす候補者を面接へ進めるソフトウェアです。
AI音声エージェントは採用担当者の代わりに電話スクリーニングを行えますか?
はい。音声エージェントは応募者に電話をかけたり、着信に応答したりして、足切り質問と職務に関する質問を行い、各回答を記録し、面接を予約できます。Retellでは、職種ごとに質問を作成し、何を合格とするかを自社で決められます。
AI電話スクリーニングは本物の人間のように聞こえますか?
音声の品質はベンダーや音声モデルによって異なるため、契約前にサンプル通話を聞いてみましょう。候補者が気にしやすいのは、エージェントが割り込みに対応できるか、スクリプトを最初からやり直さずに質問を繰り返せるかです。数名の実際の応募者で試験運用し、感想を聞いてみましょう。
候補者が担当者と話したい場合はどうなりますか?
優れたツールは採用担当者につなぎます。Retellでは、エージェントが通話を採用担当者にウォームトランスファー(事前取次)し、接続前に概要を伝えることができます。
AIスクリーニングは採用担当者に取って代わりますか?
置き換わるのは最初の繰り返し作業となる電話であり、採用の判断ではありません。採用担当者は、要件を満たす候補者やクライアントに時間を使えるようになります。
AI候補者スクリーニングは合法ですか?
多くの場合は合法ですが、条件があります。ニューヨーク市ではバイアス監査と通知が義務付けられ、EUでは採用AIが高リスクとして扱われ、米国のアウトバウンドAI通話には一般的に同意が必要です。対象地域について弁護士に確認しましょう。
自社の職種に合わせたスクリーニングエージェントを構築
電話スクリーニングがボトルネックになっているなら、まずは1つの求人を対象に最初のエージェントを構築しましょう。Retellエージェントを無料で構築し、採用担当者が現在行っている質問を作成して、すべてのクライアントに展開する前に実際の応募者で運用してみましょう。
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